山のぼり ツアーレポート

2017/5/17  頚城・烏帽子岳、阿弥陀山

個性的な山が連なる新潟県の頚城(くびき)山塊

その中にある登山道の無い(かつて道が開かれ薄い踏み跡はあるが・・・)登頂が難しい烏帽子岳と阿弥陀山
越後百山をコンプリートするには行くしかない!

時間のかかり大変ですが、変化に富んでいて以外に面白い山ですよ。
でもおおよそ11〜12時間は歩かないとダメですけどね。。。

ガイド:高橋守 入倉庸仁

前回登った時(4年ぐらい前)は12時間かかったこのツアー

今回も長い一日になるだろうと覚悟を決めてホテルを出発【4:00】
林道を入れるところまで車で突っ込み、落石の山に阻まれて置車

【4:25】歩き出し、しばらくすると林道終点の道標
落石をどければ車が走れそうな道が続いていました。
途中からは林道も荒廃し、登山道のような元林道を歩いていきます。

途中、水流に削られ難所出現
前回は無かったなぁ。
1時間ほど歩くと雪が出て
見上げるとこの先歩く1270ピークが見えました。

今年は前回の時より雪が少ない。
さあ、それが吉と出るか凶とでるか・・・。
林道を歩くこと約1時間半

【6:00】やっと熊に齧られた道標の立つ登山口に到着
ここからが本番!
雪も斑ですが残っていて、雪を踏んだり薮をかき分けて、先ずは917ピーク目指します。

このピークまでの登りはかなりの急登。
ヒーヒー言いながら【9:20】917ピーク到着
ん〜〜ビューティフォーな空!!

寒気が入っているせいか、空が青い!!

917ピークから先は概ね雪の上に立てて快適な歩きが続きます。
振り返ると鉾が岳!
すんばらしい天気の中、ガンガン標高を上げていきます。

林道から見えていた1270ピークも目前
ここで振り返ると青い空と青い日本海!!

こんな歩きが続くなら最高なんですけどね〜。
そうは問屋が許さない。1270の先で藪出現【7:40】

その先に見える台形の山が烏帽子岳!!
近づいてきたぞ〜!
薮をかき分け、烏帽子の手前のピークを巻いて烏帽子岳ピーク基部に到着【8:30】

前回と同じように、遠くにある阿弥陀山から登ることにしました。

それには、この急な下りをこなして不動沢(阿弥陀沢?)に降り立たないとダメなんです。
結構急な下りですが、雪の状態も良いのでノーロープで下降。
沢に降り立つ最後は、薮を掴みアイゼンを土に利かせて下らないとダメなセクションがありました。

前回の時雪が繋がっていたんですけどね〜。
しかも岩が出ている所もあって中々の難所でした。
沢に降り立ち、登り返し。

どの沢から阿弥陀にアタックするか・・・悩みましたが一番手前の沢から詰めることにしました。

ブロック雪崩を警戒して、足早に一気に登って行きます。
後ろに烏帽子のピーク。
稜線直下まで雪が繋がっているところ選んだので、すんなり稜線に乗り上げました【9:20】

が、しかしその分山頂がチョット遠い・・・。
しかも薮が濃い!
踏み跡は極薄。

過激な藪に行く手を阻まれ、中々進まない・・・山頂遠い〜〜(泣)
それでも、かき分けかき分けやっと阿弥陀山頂へ!!

お地蔵さん?阿弥陀様?が鎮座する阿弥陀山山頂!【10:15】
やった〜〜!!

稜線乗り上げてから約1時間もかかった・・・。
展望を楽しみにしてましたが、ガスが湧いてきて見えず・・・残念。
のんびりしたい所ですが、まだ烏帽子がありますからね。

休憩もそこそこに戻ります。
帰りは藪に嫌気がさして、急ですが違う沢に降りることにしました。
上部の急斜面はロープを出してクリア。

後はさっさと下りましょ。
辺はドンドンガスが濃くなる一方

行きに見ていたから分かるものの、20m先も見えない状態
目星を付けておいた雪を繋いで烏帽子を目指します
雪が終われば次は藪・・・。

でも、こっちは踏み跡があり、まだ登りやすい!
可愛いイワウチワに心を癒されながら最後のひと踏ん張り!
阿弥陀と違い、薮は薄いけど岩混じりで気が抜けない。

アイゼンを履いていると尚悪い。
偽ピークに見事に騙されながら、何とか山頂到着!!【12:40】

展望は全くなく、真っ白・・・ですが、山頂立てたから良しとしましょう。

しっかり休憩して下山に取り掛かります。
途中ヒヤッとするインシデントがありましたが、怪我もなくセーフ。

本当にガスが濃くてGPSが無いとアウトって感じ。
文明の利器ってありがたいですね〜。
最後の林道は山菜採りのお土産付き。

結局下山は【16:30】で予想通り12時間の行程でした。
ガスには巻かれましたが、雨も降らず無事に2座登頂できてめでたしめでたし。

みなさんお疲れ様でした〜〜。

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