山のぼり ツアーレポート

2020/8/20  北鎌尾根プライベートツアー

今夏2度目の北鎌尾根
ひと夏に何度も北鎌行くガイドも少ないだろーなー(笑)

7月と打って変わって晴れっぱなしの8月

天気は申し分なし、そしてゲストの足前も申し分なし。
しかもつい最近北鎌に行ってるし。

全くもってストレスフリーな快適トレース
嗚呼、毎回こんなならこの稼業も悪くない(笑)

昨日確か、奥穂から降りてきて河童橋を渡ったような気がするが
今日も再び河童橋

決してPZは人使いが荒いなんて言ってません(笑)

平日とは言え、夏山真っ盛り&晴天予報がズラリと並んでいるのに
人が少ない。少し寂しい感じ。
「暑い・・・。」
「この横尾山荘までの道は何とかならんのか?・・・。」
「全く、PZは連続で北鎌に行けって言うし、水〇社長は鬼だな・・・」

とかボヤキながら横尾山荘へ
ここでゲストと合流予定なので、ビールを我慢してしばし待つ

それにしても人が居ない・・・。

無事ゲストと合流後
風呂を浴びて、一杯やって、天気予報も晴れ!!と言い切っているので安眠
次の日は北鎌沢出合いまでの短い行程

なので、朝食を食べて、コーヒー飲んで
ノンビリ出発

相変わらず快晴!

でも、槍沢ロッジもご覧の人の居なさ。
コロナ恐るべし。

朝は涼しかったが、陽が高くなるに連れ気温は上昇

9時頃から登りだした水俣乗越は、ゲストが強いからハイペースになって、
地獄の暑さでした・・・。

熱中症になりかけながら乗越に到着
あ〜〜本当に具合悪くなるところだった。

高瀬ダムから針ノ木まで見通せる天気の良さ!
一応、ここから先は携帯の圏外に入るから最終天気予報チェック

問題なく晴れ予報!
お天道様は味方してくれてる!
相変わらずザレザレの下りをこなして
雪渓へ降り立つ

あれだけこの冬は雪が少なかったのに、よくこの時期まで残ってるもんだ。
でも、アイゼンが必要なほどでもなし。
のんびりのんびり来たつもりでも、ゲストの足前がいいから
早くも出合に到着してしまった・・・。

あれまぁ、前回来たときは流れがあった北鎌沢も、今回は流れなし。
仕方なく、出合から5分ほど下ったところで取水
(ここは今まで涸れた事はなし)

【7:00】横尾発⇒【10:25】水俣乗越⇒【12:45】北鎌沢出合
誰も居ない
快晴のテント場
ゴロン寝そべって空を眺める

贅沢な時間

と、いう所だが早く着きすぎてヒマ(笑)

ゲストとあれこれ身の上話をする

今回のゲスト Iさん
登山歴は短いけれど、情熱は凄い!
休みはほぼ全て登山につぎ込んで、夜間行動までして遠くまで足を伸ばしているそうである。
今回は初めてのバリエーションルートと言う事で、ガイドツアーにしたそうな。

脚は健脚、スタミナバッチリ。
天気も晴れだと言い切ってた
明日は楽勝だね
なので、なんの心配もなくテントで快眠
迎えた次の日
暗い中朝食を流し込み準備を整える

不安材料はほぼ無いとは言え、緊張する時間
ヘッドランプの灯りを頼りに沢を登り詰める

彼誰時

夜の闇と昇る陽の光が作る色彩の芸術
その瞬間しかない色合い。日本人の感性で表現される中間色で言えば何色だろう。





なーんてロマンチックな事を考えるのは一瞬で
この登りはヒーヒー言うんスよ毎回(笑)

いやホントに、この登りが北鎌の核心だと毎回感じながらコルに到着

テント2張り?頑張って3張り?
ぐらいの広さのコルでハーネス装着して

さあ北鎌へ!!!
天狗の腰掛のピークまでも、これまた過激な急登

Iさんは強いからペースが落ちず、こっちもゆっくり出来ないからしんどい(笑)
お陰ですこぶる順調に進む

目の前に独標が聳える
今回はもちろん独標に登りまっせ!
岩に突き当たり左手に回り込み登攀開始

出だしはスタンスが遠くてハイステップだが
それ以降は、なーんて事のない登攀(U〜U+)

ただ高度感と周りの展望は抜群!!
サクサク登って

独標ピークでインスタ映えを狙う(笑)

やっと穂先が見えてきた!
それにしても天気は最高!!

独標から先の決まり文句
アップダウンアップダウンの繰り返し

幾つのピークを越えるのか・・・?

足場の悪い岩場の連続でペースも早くできない
西穂〜奥穂コースと違い岩も脆くてザレた所ばっかりで尚遅くなる

そして背負う荷物も重い
北鎌がタフなルートと言われる所以である

【4:15】出発⇒【6:10】北鎌沢のコル⇒【7:15】天狗の腰掛⇒【8:50】独標⇒【10:10】写真のザレたピーク
が、しかし、
Iさん強いから今まで最速タイムを更新

いつもは巻き道を使う所を稜線を行ったりしながら
強点を突きながら進む

「諸君頑張れ」の看板に背中を押されて上を目指す
最速タイム更新しながら行ってたら、槍の穂先の基部に11時台に到着。

このまま進んでしまうと、
小屋にお昼に到着⇒乾杯⇒時間が早いから飲んだくれる

んん〜〜それも素敵な気がするが、酒量を抑えるため基部で大休止(笑)

贅沢な景色を独占しながら岩に寝ころび空を見上げる
そのまま寝入りそうになるぐらいタップリ休憩して

さ〜〜そろそろ行きますか。
と穂先へ登攀開始

Iさん登攀も問題ないから
あっという間に山頂に着いちまった。

本当に歩く大変さ以外は何の苦労も無く、順調すぎるぐらい順調に登頂!
嗚呼、毎回こんなだったら・・・。

お昼でも雲も湧かない
夏らしからぬ天気

夏山・晴天の割に空いている山頂を十分楽しで

さ〜〜ビールビール!!(笑)

穂先から見る小屋の前も人影少ないね〜

【11:30】穂先基部⇒【13:15】山頂
至極のひと口

この為に山に登っていると言っても過言ではない(笑)
Iさんお酒飲めないのに、自分だけ楽しんじゃってスミマセン

夕方まで穂先はガスに巻かれず

最高の1日が終わりました。
ソーシャルディスタンスを保った小屋の布団で快眠して朝

この日も夜明けのドラマが見れる
晴天が約束された日
Iさんは小槍も登る
オプションツアーもお申込みなので

朝食後に小槍へ
穂先に行く反対側へ回り込むと小槍がドーンと見えてくる
数日前は朝方は寒いぐらいだったけど
今日は早朝から暑いぐらい

最高の登攀日和である

取り付きから小槍を見上げる
若干かぶり気味の岩だけど、ここは登らないのでご安心を(笑)
先行者も無く、後続も無い。

ゆっくり用意して登攀開始
3000mでのアルパインクライミング体験

気持がいいね〜〜!!
Iさんも余裕で登ってくるし!

これで、この後の上高地までの下山が無かったらこの上ない!!(笑)
そんなこんなで、あっという間に登攀終了!

お決まり!?のアルペン踊りを踊ってもらう事も忘れず実行(笑)
ここでもインスタ映えをパチリ

それだけ歩けて、岩も登れれば
国内のクラシックバリエーションルートならどこでも行けますね。

これからもいい山ライフを送ってください!
【6:00】に出発して【8:00】には戻ってきて

ここで解散にして
それぞれのペースで下山する事に。

荷揚げのヘリを見ながら出発
この写真から見ても、どれだけ天気に恵まれたか分かる

お天道様本当にありがとうございました!!

重荷(テント&登攀道具)を背負っての上高地までの下山は
天気が良くてもしんどくダルイ事には変わりないけどね・・・。

ページトップへ戻る