夢が香る パワーゾンガイド登山 / Mountain Sports Photo Gallery
2010/07/16 ペテガリ岳・神威岳(2回目)
1回目は悪天候で中止となったペテガリ岳。
本来予定していた林道も崩壊で通行できず、神威岳山荘から峠越えでペテガリ岳へと向かうルートに急遽変更するなど、ハプニング続きです。
2回目の今回は比較的天候も安定しており(といっても、晴天ではありませんでしたが・・・)、登頂することが出来ました。
北海道の夏と言えば晴天続き!というのも今は通用しないのかも知れませんね。温暖化の影響でしょうか?
ガイド:佐藤 佑人
前回1回目のペテガリ岳中止の翌日下見に来たときには水量が太ももまであったペテガリ岳へと向かう峠越え最初の渡渉。膝下程度の水量まで落ち着いていました。
最初の渡渉のみ裸足で渡り、沢を渡りきったところで登山靴を履き直して出発です。この日は天候も安定していました。
その後は沢靴が必要なほどの水量ではない・・・と聞いていたのですが、水をさけると濃いヤブや倒木で歩きにくい場所がほとんど。
沢靴を履いて沢をつめたほうが歩きやすいかもしれませんね。
テープは要所要所、それなりについているので迷う心配はそれほどでもないですが、途中イラクサがあって脚に激痛が走るなど、あまり歩きやすい道ではありません。
峠の手前は急登になります。慎重に・・・
峠を越えると、今度はまた急な下り。足下も滑りやすいので注意が必要です。
しばらく下ると、林道跡に到着。普段なら長い林道はあまり歩きたくありませんが、峠越えから林道に出るとまるで天国のような歩きやすさに感じます。
その後何度か渡渉をしながらペテガリ山荘へと向かいますが、途中大きく崩壊した場所の修復工事を行っているようでした。
小屋の直前では子ギツネが「こっちだよ〜」と先導。
帰りは林道が登り勾配で疲労もあるのでそうはいきませんが、行きはハイペース。神威岳山荘から3時間半ほどでペテガリ山荘に到着。
立派な小屋です。小屋というよりも「家」のような作り。
洗剤やスポンジまで完備された立派な流し台もあります。水はそのまま飲めそうでしたが、念のため飲用水は浄水器を使って作りました。
翌朝。この日は連休中ということもあり、下山してくると小屋が混雑していることが予想されたので、場所だけ確保した後4時30分に出発。
登り始めてすぐ、雨が降って来たのでカッパを着て登ることに。しかし、いざ着終わると雨は止みました・・・
登山道は笹が濃く、雨で濡れているのでカッパの下だけ履いて登ることにしましたが・・・
雨で湿度が上昇したところに高めの気温。蒸し暑い!
蒸し暑いので、太陽がでてもあまり嬉しくありません(涙) さらに登山道は細かいアップダウンが多く、歩行時間の割に標高を稼げないので大変です。
それでもめげずに歩を進めます。
笹だったヤブがハイマツに変われば、山頂はもう少し。
どうやら山頂はガスの中のようですが、ようやく山頂が見えてきました!
登山開始から約7時間半、ようやくペテガリ岳山頂に到着!道のりが長かっただけに、ガスの中でも喜びはひとしお。
少し眺めに休憩した後、下山開始。再び長い道のりの始まりです。
当然下山でもアップダウンの多い、なかなか標高が下がらない下山となりますが、全員暑さでヘロヘロ。水が底をつくのが先か、下山出来るのが先か・・・という状況でした。
水ももうすぐ底をつく、という頃になりようやく終わりが見えて来ました。
下山開始から5時間半、登りと合計すると13時間以上かかりようやく下山。お疲れ様でした。
何よりも先に水!ということで水を飲みましたが、水を飲んで落ち着いた後、よく見ると小屋は満員、外にも22名の道内から来た山岳会がテントを張っていました。大盛況です。
翌朝、シュラフ等全てパッキングし、再び峠を越えて帰ります。
前日の疲れが抜けていないので、行きは3時間半で来た道も帰りはゆっくり。
途中1カ所滝をまいている場所があり、そこだけ足場が悪いのでロープを伝って降ります。
やはり、あまり歩きやすい道ではありません。早く林道が通れるようになると良いのですが・・・。
帰りの峠越えも大変でしたが、何とか怪我も無く下山出来ました。おつかれさまでした。
翌日、次は神威岳です。
あまり空の状態は良くなく、若干風もあったので心配でしたが雨は降っていないので出発。
渡渉を繰り返し、尾根取り付きを目指します。
2時間程で尾根取り付きに到着。靴を履き替え登ります。
山頂までは延々と急斜面が続きますが、ペテガリ岳と違いアップダウンは無いのでスムーズに標高を稼げます。
山頂に近づくにつれ、ガスが濃くなり風も強風に。雨が降っていないので良かったのですが、寒いのでカッパを着て山頂を目指しました。
9時40分、山頂到着。強風のため山頂滞在時間はほとんどありませんでしたが、この日この神威岳でゲストのSさんが300名山制覇!おめでとうございます!
300名山達成記念に一枚。
強風を避けるようにして、下山開始。
沢に到着、靴を沢靴に履き替えます。この日は天候が良くない割には登山者が多かったです。
再び渡渉を繰り返し神威岳山荘へと下山。雨が降っていたら登頂が危ぶまれましたが、何とか登頂出来てよかったですね。お疲れ様、そしておめでとうございました。