なんだかんだ言って毎年来ている、ブナの美林で有名な鍋倉山。
3月は白馬のBCのコンディションが微妙なことが多いから、よそに遠征に行くのに丁度いい。
さて、鍋倉山の山頂でのんびりしますかね~~、と思ってけど・・

いや~有名になっちゃったね~と実感する車の数!!
遅めの出発なので尚更多く感じる。
温井集落の方々ありがとうございます。

雪の量は昨年より少ないが、そこまで極端に少ない事も無い感じ。

暑ッつ~~と大汗かきながら登る。
3月からの始まった昇温。おかげで雪は日射面はカチカチ日陰面はモッサリ(^^;)
完全に春コンディション。ま、景色の良い山頂でのんびりしましょ~。

と思って登っていたら、あっと言う間にビュービューの冬の様相へ変貌
気圧の谷が通過するとか言ってたので、少々悪くなるとは思ってたけど~(;・∀・)
さっきまでファーストレイヤーで登ってたのにね。こうやって気象遭難は起こるって言う典型だわ。

指先が痛くなりながら風に耐えて登る。
天気が良ければ、この辺は良いブナ林なんだけど~~真っ白~~(*_*)

そんな事でブナの美林を味わうこともなく、サクサク登って山頂着。
景色を眺めながらのんびり、な~~んて気分に微塵もなれない真っ白寒々山頂。

山頂でのチルタイムの夢を打ち砕かれたので、さっさとドロップ
ガスも入っているので、林の中でも地形が分からん!ヒーーーッ!!(´;ω;`)
北向きを狙ったから雪は悪くないのにーー!

手探りで降りてくると、ガスが薄くなって(ちょっとだけ)快適滑走!フォーー!
このブナの大木と樹間!!そして結構な傾斜!滑るに最適!!(天気が良ければ)
これが鍋倉のポテンシャルですね~~。この森の感じは他には中々無い!(と思う)

雪は悪くないし、ガスも抜けてきたし、山頂で時間つぶし・・じゃなくゆっくりできなかったので、登り返し(笑)

あの車の数は嘘じゃなく、良さげなところは結構トラックでギタギタ。
ノートラックを狙って2本目。
沈降クリーミーパウダーでした。きっと朝ならパウダーだったろうな~。

降りてきて、(困ったことに)まだ時間があるので更にもう1本(笑)
ん~~パウダーじゃないがストップでもない、ボードには楽しそうなウェットソフトスノーとでも言いましょうか。それほど悪くない滑り心地。

最後はボード殺しのまっ平が玉に瑕。
日射がなかったお陰で鬼のストップスノーじゃなかったので良かったけど。
お疲れ様でした~~。

気温がもう少し低ければ北面パウダー狙いも良いね。
でも、鍋倉山の正しい楽しみ方はブナの美林を静かに登り、山頂でのチルタイムだと思いますよ。
これからが良い季節っすね~~。