名鉄観光のお客様と金峰山~瑞牆山の奥秩父縦走のツアーに行ってきました。

初日、スタートは金峰山荘から。

言わずと知れた、クライミングの聖地、日本のヨセミテと言われる廻り目平キャンプ場があるエリアです。歩き出しは1時間ほど林道をトボトボと進みます。

林道の脇には「シャクナゲ」が咲き始めてました。

林道終点から、いよいよ本格的な登山道。

急登と言う程ではないですが緩やかな樹林帯の登りが始まります。

少し、標高をあげると1,900mの看板。

手作り感があって可愛らしいですね!この看板、この後、2,100、2,200を除き2,400mまで確認出来ました。

2,400m辺りから、登山道に雪が!景色は春ですが、まだまだ、冬の名残を感じました。

15時05分。金峰山小屋に到着。ここに荷物をデポして金峰山、山頂へ向かいます。

小屋から山頂まではコースタイムで約20分。時間に余裕もあるのでゆっくり登って行きます。標高は森林限界を越えていて、大きい岩が目立つ様になってきました。山頂西側の「五丈石」。離れていても存在感がありますね~!

15時45分。標高2,595m。日本百名山の金峰山に到着。金峰山は日本百名山以外にも、山梨県百名山や甲府開府500年事業で選出された甲府名山にも選ばれてます。

金峰山からの下りは「五丈石」を経由して降りてきます。五丈石は甲府にある金櫻神社の、ご神体でクライミング経験者は北側から登る人もいると言う。「五丈石」からの下りは登ってきた登山道を辿り金峰山小屋に戻りました。

小屋に戻り、夕御飯は17時30分から。ボリューム満点のチキンソテーとおかわりに、まさかのカレーをいただきました!御飯をいただいたところが談話室の様にコタツが置かれていたので、食後はコタツムリ(自らの意思でコタツから抜け出せずに動けない、動かないこと。)になって1時間ぐらい寝てしまいました。その後はちゃんと自分の布団で寝ました。

朝食の時間は4時50分。小屋の計らいで10分ぐらい早くいただけました。お粥には小エビが入っていて、イイ感じの塩加減でした。

朝食を終えて皆さんの準備が整い、忘れ物がないことと、お弁当のおにぎりを持ったのを確認したら5時45分頃、金峰山小屋を出発です。

2日目は朝から、小雨が降っていたので、出発の時からレインウェアを着て行動しました。

金峰山小屋を出発して、すぐに「千代の吹上」と呼ばれる岩場を通過します。山梨県側を覗き込むと崖で着れ落ちており、遠くからみても威圧感を感じました。名前の通り、風が吹き上げており、動いてても寒さを感じる程でした。

「砂払いの頭」から「大日石」は樹林帯を歩いて進みます。樹林帯に入ると少し雨風が凌げました。

「大日石」は下から見上げる程、大きな石で迫力がありました。

「大日石」から20分程下ると、大日小屋があります。

大日小屋から富士見平小屋の間に「マムシグサ」が群生してるところがありました。

富士見平小屋ではトイレ休憩と、荷物をデポして瑞牆山の山頂に向かいます。

富士見平小屋から瑞牆山に向かう途中には「桃太郎岩」と呼ばれる大きな岩があります。この岩は桃太郎が生まれたと言う言い伝えがあります。

瑞牆山山頂に行くまでは鎖場もあります。垂直に切り立った岩場ではないですが、雨で濡れた岩場は滑りやすいので注意深く進んで行きます。

登山道は樹林帯の中の大きな岩の間をアスレチックで遊ぶように登って行きます。山頂直下も鎖やハシゴがあるのでしっかり、三点支持で登って行きます。

11時45分。標高2,230m。今ツアー二つ目の日本百名山の瑞牆山に到着です。

山頂からは、これまた一際、目をひく巨大な岩峰「大ヤスリ岩」が見えました!

山頂からの下りは富士見平小屋までは往路を辿り、下りていきます。2日目はコースタイムも長く疲れているので、慎重、下りました。

雨も降ったり、止んだりと、はっきりしない天気。富士見平小屋では再びトイレ休憩と、デポした荷物を回収して足早に下山することにしました。

富士見平小屋から下山口の瑞牆山荘までは、ゆっくり歩いて約1時間。最後の最後まで気を抜かずに、慎重に降りてきました。

14時40分。瑞牆山荘に到着です。

下山後は「増冨の湯」に立ち寄り、登山の疲れを温泉で癒し、皆さん名古屋に戻られました。

今回のツアーも多くのお客様にご参加いただき、ありがとうございます!

無事に日本百名山二座、金峰山、瑞牆山に登頂できたこと嬉しく思います。

また、次回もツアーにご参加下さい。

よろしくお願いいたします!