2021/06/17 山形の300名山2座

今回はパワーゾーンの常連様のプライベートガイドです。

1日目

ガイドの竹林です。
前日に新潟駅でゲストのS様と合流し、その日は新潟県の笹川流れと呼ばれる景勝地にある民宿にて前泊しました。

翌日早朝4時にお宿を出発し、山形県鶴岡市の越沢(こえさわ)集落の登山口に到着したのは5時頃でした。
5:10に登山を開始します。

沢沿いのスギ林の樹林帯からいったん沢に降ります。

沢に降りるとアルミ梯子の橋が掛けられています。

見た目は頼りなく見えますが、割と安定しています。

しばらくは沢沿いに進みます。

30分ほど歩いた所でベテランコースと初心者コースとの分岐点に着きます。

この日はベテランコースで登り、初心者コースで下山する事とします。

分岐からさらに10分ほど行くと弁財天滝に到着です。
滝の横にある梯子を上ると急登の尾根道に入ります。

高さは10メートル程でしょうか。

「仙人が岩屋」と「七ツ滝」と呼ばれる場所の分岐点。

ベテランコースは急登の連続です。

稜線に突き上げると急に視界が開けます。

稜線出てからは山頂まではもう目と鼻の先です。

7:56
山頂に到着です。

朝日連峰が目の前にそびえます。

出羽三山の主峰、月山。

景色が素晴らしく、時間に余裕もあったことから山頂で30分ほどのんびりと過ごした後、8:30に下山を開始します。

周回コースへ向かうと何やら構造物が。
中身を開けてみると神棚がありました。

コロナ禍の六地蔵。

こちらのルートには1か所だけロープの掛けられた急斜面があります。

鼻くくり坂と呼ぶらしいです。

30分ほど下ると避難小屋があります。

さらに25分下ると初心者コース経由で越沢の登山口に降りるルートと、関川登山口に向かう分岐点の「追分」に着きます。

初心者コースも急な箇所や木の根っこが張り出して滑りやすい箇所などはありますが、登りで使ったベテランコースよりは安全に歩ける感じのルートです。

小さな沢を渡ると。

10:18、ベテランコースとの分岐点に合流です。

10:45、無事登山口に戻ってきました。
早朝からの出発でしたので余裕を持ってのんびりと歩きましたが、それでも午前中の下山です。

でもこの日はここから翌日の祝瓶山登山にそなえここから約120キロ離れた小国町まで移動です。

取り敢えず初日の摩耶山、無事に踏破出来ました。
お疲れ様でした!

2日目

翌17日、この日はも早朝5時に出発です。
宿泊していた民宿から30分ほど移動し、登山口に到着です。
ここまでの道は途中からオフロードに入りますが、綺麗な林道でとても走りやすいです。

5:27に登山開始です。
一枚板の吊橋が見えています。

吊橋の様子はこちら

橋の中間あたりは結構揺れます。

早朝の樹林帯はとても気持ちがいいです。

こちらは丸太の渡渉。

避難小屋を越えて。

5:48、祝瓶山へ向かう尾根の取りつきに到着です。

根っこがむき出しの尾根道。

この日も天気がいいです。
終始朝日連峰の大展望を横目に登り続ける感じです。

一の塔までは標高差約800メートル程。
2時間30分ほどの急登です。

8:19、一の塔に到着です。

綺麗な虹。

ここからは稜線伝いに山頂を目指します。
山頂付近だけガスに覆われています。

段々ガスが濃くなって…

山頂に着いた時には真っ白になってしまいました…

9:08、祝瓶山登頂です。

展望もなく風も強まってきて寒くなって来たのでそそくさと下山を開始します。

すこし下るとまたガスの下に出ました。
本当に山頂付近だけでした。

下山時山頂方面を振り返り。

この日は往路を戻る単純ピストンです。

12:04尾根を降りきり、樹林帯に戻ります。

登山口に戻ったのは12:30でした。

今回はゲストのS様のプライベートでしたので、じっくりと堪能していただくためにとてものんびりとしたペースで登山を楽しみました。
その為に早朝に出発をして、時間に余裕を持ちました。

下山後「りふれ」さんにて入浴をし、新潟駅でお見送りしたのは15:30ころでした。

今回プライベートガイドをお申込みいただいたS様、ありがとうございました。
また次にお会いできることを楽しみにしております!