1日目

富山の百山ツアーへ参加されたお客様3名と引き続き、富山の百山を巡るツアー。初日は大熊山へ向かいます。富山駅のホテルから1時間20分ほど車で移動します。馬場島に向かう4kmほど手前のダートを右にはいっていくと車止めのゲートがあり、その先から大熊山への登山を開始します。

大熊山 登山口

大熊山は歩き始めから急登で、所々にロープが張られています。

登り始めから急登の大熊山

しかも、この後からは雪も激しく降り始め、上まで登るのは危険だとお客様とも判断して下山

この後から雪が激しく降り始めました

そうそうに降りて、近くの山に登ろうと言うことで稲村城山山と言う史跡に、向かうことへ。車移動は15分ほど少し麓の方面へ降りていきます。分かりづらいですが登山口はお墓の裏手にあります。登山口と言うよりは地域の人たちのタケノコ狩りの道と言った感じ。

竹林を登っていきます

案の定、タケノコを掘り返した後がボコボコと空いており

春先にタケノコ狩りをしにくるのも面白そうだと思いました。

タケノコ狩りには持って来い

急登を15分ほど登り山頂に到着。

10時45分 標高348m 稲村城山

この後、10分ぐらいで下山をした後、上市町にある、アルプスの湯に入り、次の日の細蔵山の登山口の下見に向かいました。

とそこで、事件発生。富山の百山のガイドブックに載っている登山口へ車で向かう途中、勾配のきつい登り坂と濡れた路面、枯葉により車がスタック。。。全く身動きが取れず、JAFを呼ぶことに。。更にJAFの方がきてくれたのは良いが、雨も激しくなり始め、日も落ちて真っ暗になってしまい、「今日、車を引き出すのは危険」と判断。翌日のお昼頃、路面が乾いてから、また救出に来てくれることになりました。一見簡単には登っていける坂に見えますが路面が乾いても、この坂は登れないとのことでした。

この日は車は、このままにして、下る足もないので馬場島荘のご主人に連絡をして、登り坂の手前まで迎えに来てもらうことにしました。

翌日の車の救出作業

2日目

ツアー2日目、車もない状況の中で何をしようか考えた結果、中山に登ることにしました。朝8時に馬場島荘を出発、登山口まで歩いて10分ほどで到着。

中山 登山口

中山の登りは地形図で見ると等高線が詰まっていて、きつそうですが、実際はつづら折れの道で、登山道の幅も広く登りやすいです。前日の天気の影響で標高870m辺りから雪がでてきました。

標高870m辺りから雪

標高1,000mを過ぎると10cmぐらい積もっていました。

雪の積もった登山道

更に進むとより一層、雪化粧をまとったが風景に。もう山は冬の装いと言った感じでした。

雪化粧の登山道

山頂には、この日の一番乗りで到着。雪景色と共に、新雪を踏みしめるギュッ、ギュッと言う音をお客様と二人締めさせていただきました。

9時15分 標高1255.2m 中山

この後は馬場島荘に下山をして、お客様には小屋で過ごしていただき、お昼頃からJAFの方と車の救出へ向かいました。車を救出した後は、宿へ戻り、お客様と再び宿のご主人から教えていただいた、細蔵山の取り付きや渡渉の確認をし、18時頃に夕食を食べて、翌日に備えて早めに寝ることにしました。

馬場島荘の夕食

3日目

3日目の朝は6時頃に馬場島荘を出発して、6時15分頃から登山開始。早月川の渡渉、飛石ポイントを見極めながら、細蔵山の取り付きへ向かいます。

渡渉と飛石で早月川を渡る

川を渡るり、ピンクテープを辿って一段上がると、細蔵山の尾根に取り付きます。取り付き付近には「土砂流出防備保安林」の看板がありました。

土砂流出防備保安林の看板

尾根は登り始めから急登で、標高差100mほど上がるまでは、フィックスロープか掛けてありました。

フィックスロープを頼りに登っていく

一昨日まで心配していた、雨で滑りやすいと思っていた登山道も昨日1日の晴れで、おおむね乾いていました。

標高の低い所は登山道も乾いていました

だいたい、1,100m辺りから雪がでてきました。前日も話しましたが、雪を踏みしめる感覚を味わえるのも、雪山登山の醍醐味ですね!

雪があるとテンションが上がる

標高1,234mの標高点付近は立派な大杉が沢山ありました。結局、細蔵山の大杉は見つけられませんでしたが、ここにこられるだけでパワーをもらえる、パワースポットであるのは間違いない気がしました。

細蔵山の大杉ではないが、これもかなり大きい

標高1,234mから先は薮が濃くなると、聞いていましたが気になるほどではありませんでした。

少し薮の濃くなる登山道

更に進むとこんなものも、まだ新しいクマの足跡。これを見てから「フォーッ」と大声を出しながら歩いて進みました。クマたちも突然の雪に冬支度を急いで始めたのでしょうか。

クマの足跡

標高点1,330mを過ぎると、標高差80mの下り。コルから先は登り返しが待っています。ここの急登もフィックスロープが張ってあるので、登るのが大変なときはロープを頼りに登っていきましょう。

コルからの標高差300mの登り返し

標高の高いところではガッツリ雪が付いており、テンションが上がりました。

標高の高いところではガッツリ雪

そして、急登を登り終えて、最後の薮を掻き分け、山頂に到着。

9時30分 標高1,551m 細蔵山

前回こツアーから続くこと6日間、これだけの青空をバックに劔岳を拝むことが出来たのは感動の極みでした!まさに登った甲斐があったと言っていいと思いました。

左から池平山、劔岳、大汝山、龍王岳、大日岳など

山頂でゆっくりと心とお腹を満たした後は、ゆっくりと登ってきた道を下山していきます。少し雪も緩んで滑りやすくなってきているので、慎重に降りていきました。下山は時間もあったので、標高1,234mの周辺で細蔵山の大杉をまた探しましたが見つけられず。それでも森を彷徨って多くの大杉からパワーをもらえた気がしました。

この杉もかなり大きい

下山後は、「湯めごこち」と言う天然温泉に立ち寄り富山駅で解散てなりました。今回なツアーでは予定にないトラブルを起こしてしまい、多くのお客様にご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上げます。この経験を次回以降のツアーで挽回していきたいと思います。皆様、またのツアー参加お待ちしております。よろしくお願いいたします。

12時19分 細蔵山 登山口