2021/11/4  裏妙義縦走と高岩

11月初旬の妙義山(群馬県)エリアは11月も登山の適期。
2日間ともに良いお天気に恵まれました。
今回の登山で生まれた新語をお知らせしますね。
「飲放反省会」
楽しい愉しい反省会です。

1日目

1日目 松井田駅に11時集合なので10時に到着したら、すでにゲストの方がお見えでした!東京からは早い。でも関西からだと11時集合でないと当日の朝発では間に合わないんだよね。
ということ、松井田駅を発ち碓氷軽井沢IC近くの適所に車を止めて高岩に10:40出発。

紅葉真っ盛り!
来年のパンフレット表紙に採用か?

御岳権現を通過すると登山道の傾斜がググッときつくなる。
まぁ早く高度が稼げるからいいか?

雄岳と雌岳のコルに到着してハーネスを装備して、高岩の基部へ。
途中、左手に踏み跡が別れるがこれは展望所行き。すぐに到着するけど。

岩溝というかチムニーというか、とにかく狭苦しいところに掛けられたクサリを活用しながらロープを繋いで登るのです。が、クサリがあるといっても、岩登りしていない人には危険キマワリないところですよ。
下りもここを下降しますから、ロープ確保ができるリーダーがいないと・・・

2ピッチ目。
今回は30mロープを持参していたのですが、1ピッチではクリアできないので、2ピッチに切ったという次第ですわ。

クサリが終わって正面右に続く踏み跡を追い、細い稜線をしばらく進むと山頂

山頂からの展望はというと、浅間山がドーン
目の前の岩のピークが雌岩でございまする。

山頂からの下山途中、隣のピーク=摩利支天にも立ち寄り

ヤバイ鎖場を降りてコルに戻り、続いて雌岳へ。
雌岳からは雄岳が目の前。当然か

裏妙義の山々もくっきり

雌岳からP2を巻いて下山路に向かうのですが、下山もひと苦労。
急な斜面を固定ロープ頼りに降りるのです。
落ち葉で滑りやすいし、短時間なのに疲れる山だわ

スタートからのんびり登って4時間で下山。
ホテルに移動途中のコンビニで別動隊に偶然出会って、みんなでホテルに移動
ホテル前から撮った夕暮れ時の表妙義山。

2日目

朝、6:30~朝食(ビュッフェ)をいただき7:30ホテル出発

そうそう前夜の夕食もそうでしたが、朝食もビュッフェスタイル。
夕食時はお酒は飲み放題もある(1800円くらいだった)
当然、飲み放題をチョイス

ホテルから30分の移動で8時頃に旧国民宿舎に到着。
身支度を整え、途中から別動隊と別れてまっしぐらに丁須の頭を目指すイケメンチーム。
とにかくたくさんのクサリをこなして、丁須岩の基部へ11時到着
基部の手前で左手にクサリが伸びてたけどどこに行くの?
3分早く到着した5人組がいたのでちょっとウェイティング。
5人のうち2人は登れたけど3人は断念。クサリがあっても登れない人、います。
私たちは、問題なく丁須の頭の上に立ち、次の方と交代。
次の方若手男性2人組。こちらも断念。その次のカップル成功。
11時40分丁須の頭の下でランチを取って縦走開始。
途中、別動隊が登っているはずの風穴尾根を俯瞰
浅間山
少し進むと岩溝の中に高度差15mの鎖場。
いや~ここをロープなしで下るのちょっと面倒な感じ
その後も次々と現れるクサリ場、多数!
もうランヤードの架け替えに飽きるほどの鎖場の数
横トラバースの鎖場も長い!
だいたいの人が写真を撮る鎖場ポイント。
足元は・・・スパッ!と切れてますよ
風穴尾根の頭で別動隊を呼ぶも反応なし。もう登ってしまったか?ということで三方境へ。
途中、梢の隙間から見えた谷急山
三方境

ちょうどドコモの電波状態がいいので別動隊に電話したら、すぐに反応。
20分遅れで風穴尾根の頭に到着したというので、ここで仲間待ち。
程なく合流して旧国民宿舎まで笑い話や冗談を飛ばし合いながら下って午後2時40分到着。
だいたい6時間30分で下山完了